Amazon Linux のサポート期間延長のアナウンスについて
Amazon Linux AMI の最新バージョン(2018.03)に対するサポート終了は 2020年6月30日 とアナウンスされておりましたが、本日、サポート期間延長のアナウンスがありましたのでシェアします。
サポート延長の内容
延長されるサポートの内容は下記のとおりです。
- 最新バージョン(2018.03)のパッケージに対するセキュリティアップデートは2020年12月31日まで
- 2020年12月31日以降は、縮小されたバッケージセットに対する
critical and important security updates
のみを2023年6月30日まで延長- AWS の新機能や、EC2 の新機能に対するサポートは保証されない
縮小されたパッケージセットとは
2020年12月31日以降、サポート対象のパッケージは縮小されます。記事の中では下記のとおり、Linux カーネル、glibc や openssl などのシステムライブラリ、MySQL や PHP の主要なパッケージ とされています。
・ The Linux kernel,
・ Low-level system libraries such as glibc and openssl,
・ Popular packages that are still in a supported state in their upstream sources, such as MySQL and PHP.
今後、サポートされるパッケージ、されていないパッケージの詳細なリストが提供されるそうなので、続報を待ちたいとおもいます。
さいごに
2023年6月30日までの新しいサポート内容のアナウンスはございましたが、記事のとおりすべてのパッケージが対象となるワケではなく、また新機能に関するアップデートについての提供も保証されないことを考えると、基本的には2020年12月31日までの間に Amazon Linux 2 へのアップグレードを検討されるのが良いかと思います。
アップグレードについては、以下の記事を参考にされると良いかと思います。
以上!大阪オフィスの丸毛(@marumo1981)でした!